2013年1月30日水曜日

縁と関数

人は色々な繋がりの中で生きている。それは具体的に人と人が接している時間だけではない。例えば今座っている椅子だって、どこかの誰かがデザインして、工場で誰かの手で組み立てられ、自宅まで運ばれてきて、今自分のもとにある。そこに関係した人達はそれぞれ家族があり友人がいてと、関係を見ていくと宇宙まで広がっていく。そういう風に関係を見て行くと、人が孤独に生きているなんてあり得ないと思う。

ところで、最近映像を作る機会が色々あり、その関連でプログラミングに関心が戻ってきたのだが、関数という存在が面白いと最近思う。
関数には何かしら計算式が組み込まれていて、そこに何か値を放り込んだら計算して、新たな値を返すというものだ。

これを人間に置き換えてみたらどうだろう。自分は社会にとって、そして宇宙にとってどういった関数を持っているのか?

人と人との繋がりで、自分はどういった値を返しているんだろう。例えばお笑い芸人だったら、あらゆる値、悲しいこともつらいことも、「笑い」という値にして返しているんだろう。

自分が持っている関数がポンコツのでたらめだったら、何をしてもデタラメの値を出してプログラムは残念なことになるだろう。もちろん人間は機械ではないので、正確無比な存在にならないと思う。でも、自分の元にやってきた人や何かしらの情報みたいなものを、何か良いものに変換し付加価値をつけて返せるような存在に、少しでも近づいていけたら、もしくはそちらの方向へ歩いていくだけでもできたらと思う。

0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...