どうやら桜は「見上げるから良い」というのが大きなポイントの様です。普通花は低い位置に咲くものが多いですが、桜は「木」なので、高い位置に花が咲きます。当然ながら花を見ようと思ったら、見上げることになります。そして、その先には大きな空があるという寸法。
冬のさみしい景色から、満開の桜へのダイナミックな転換が、人間の心を躍らせるのでしょう。あっという間に桜の花は散ってしまいますが、その後広がっていく「緑」が活気を運んできてくれます。
桜は下ばっかり見てないで、空を見上げてみろと教えてくれているのかもしれません。しかし、花びらが散ったら、今度は地べたを見ることになるのですが・・・・。でもそれがまた美しい。
坂口安吾は「桜」をどう見上げたのでしょう?そして桜といえば、桜木花道を思い出す人も多いはず!?
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