2010年5月28日金曜日

光輝く。

 昨夜の満月の明かりはとても綺麗だった。世界卓球選手権のテレビ中継を観終わって、
二階にある自分の部屋に戻る時に、窓から漏れる光に誘われて窓から外を見た。すると、
今まで見たことのないくらい、海が輝いている!!「あー、月の光が反射しているんだ」・・。

 しばらく、ボーっとその光に見惚れて、この光景を写真に収めようと階段を駆け下り
カメラを掴んでまた二階へダッシュ。急に月が消えてなくなるわけでもないのに、何故か
小走り。カメラを持って窓から外を見ると、やっぱり海は光っている!どうやら夢ではない
ようだ。

 しめしめとカメラのシャッターを押して、撮れたものを確認する。・・・「俺が目の当たり
にしている光は、こんなんじゃない!」設定を変えてもう一度「パシャ」。やっぱり駄目だ。
そうだ動画で撮れば上手くいったりして。というわけで動画モードで撮影してみたがこれも
ダメ・・・。あきらめてカメラはしまい込み、改めて月を眺めることにする。

 周りの家を眺めてみても誰も、この満月の明かりを眺めている人はいない。おいおいなんで
こんな綺麗なものを・・・。と思ったけど、自分こそがここに20年以上住んでいるけど、満月の
明かりが海に降ってそれがとてつもなく美しく反射し光輝くということを、自分の家から見れる
ということに初めて気付いたのだ。

 いちいち遠くまで旅行なんかせずとも、本当に身近なところに大きな発見があるのだなと思った。
ただ自分がそれを気づくかどうかということ。



 

 

2010年5月25日火曜日

Bitter Sweet Symphony



”Cause it's a bittersweet
symphony that's life...
Try to make ends meet,
you're a slave
to the money then you die. ”

 今になってこの曲の良さが分かるようになりました。

Once in a lifetime

2010年5月21日金曜日

メンチ


 ほぼ毎日夕方に犬の散歩に行きます。散歩中たいがい他の家の犬とすれ違うことに
なるのですが、その時の犬の様子を観察していて思うことがあります。すれ違う相手に
よっては全く見向きもせず、スタスタ歩いていくこともありますが、そうではないこともあります。

 昨日すれ違った犬とは相性が悪かったようで、いつもにも増して「ウゥーー」と少しキバ
を剥き、メンチを切りながらすれ違っていました。でも、その後数歩進んだと思ったら、土をカリカリ
掘り始めて、中腰になり、体をプルプル震わせながら”ブリッ”と用を足すのです。
「おいおい、さっきまであんなに威嚇し合ってたあんたが・・・」

 犬のメンタルの切り替えの早さといったら、まさにスイッチのon offの世界です。
人間だったら喧嘩したり、口論したりして頭に血が上った後に尾を引いて糞なんて・・・することもあるか。

2010年5月17日月曜日

周杰倫-愛在西元前



大合唱。

ロンゲだったのね



 CDで音楽を聴いていて勝手にバンドのいでたちを想像してしまいます。このPiebaldのボーカルは短髪でジェルで逆立てている骨太な男を想像していたのですが、実際はくるりやアジカンのボーカルみたいな人だったのでちょっと吃驚しました。すっかり色眼鏡が外れました。

トピックごとに別日

 今年はイチゴが上手くできているので嬉しい。とれたての瑞々しい甘さといったらたまりません。僕はこのイチゴを”練乳いらず”と呼んでいます。ちっちゃい奴はワイルドストロベリーで、プランターで育てているやつです。こちらはかなりワイルドな酸っぱさでした。


 うって変わって町の写真。本をゲットするために町まで自転車を走らせました。
本を購入後、自転車は本屋の前に置いたまま、ブラブラ町を散策することにしました。
 普段は通らない道を選んで歩く。ちょうど昼時だったのでサラリーマンらしきの男女4人組みが定食屋から出てきて、談笑しながら仕事場に戻っていきました。


 せっかくだから普段は見上げない角度を眺めてみよう。


 続いては”釣り人”。この日は海にたくさんのクラゲがプカプカと漂っていました。

2010年5月6日木曜日

red and green



今年のイチゴは去年のものより甘く感じる。最近晴れ間が多かったのも要因かもしれない。これだけ甘くておいしいのなら、鳥がやってきて食べるのも良くわかる。僕は鳥対策を全くやらず、イチゴを分かち合うことにしている。

2010年5月1日土曜日

いちごの季節


 やっとイチゴの実が赤くなりはじめました。去年よりちょっと遅いかな。

 今年初めて栽培するソラマメ。肥料をほとんどやっていないのであまり大きくならないかも。

ピカソ展




 明石市立文化博物館にて「ピカソ展」を鑑賞してまいりました。平日だったので割とゆっくりと絵を見ることができたので良かったです。ピカソと言われても自分には何がどう良いのか分からないのが本音です。せいぜい見るところといえば、なんかこの配置が好きだなとか、ここの色使いが良いねとか、何を描いていて、何を描いていないのかとか、ピカソって女好きなんやなとか、そんなもんです。

 しかし、展覧会などを見に行くとたいがい何点か、気に入る作品があるもので、今回は4つ良いなと思うものがありました。そうすると帰り際にグッズ販売店に寄って、そのポストカードがあるかどうかを探します。いつもだと自分が良いなと思うものはポストカードになっていないのですが、今回は一点だけありました。

 なんでこの絵が気に入ったかというと、個人的に最近良く楽器や機材を触る機会が多いということが影響していると思います。この「コンポジション」という作品はおそらくギターをモチーフにしたものだと思うのですが、弦らしき線に触れると本当に音が出てきそうな存在感を感じたのです。こんな楽器があったら面白いなと思ったのです。この楽器で演奏される音楽って一体どんな響きがするのだろうか?とかなんとか色々想像できた絵でした。こういった作品を見ているとピカソは音楽も好きだったのだろうなと想像できます。

 他にも人物を描いた作品で興味深かったのは、いわゆるピカソが描きそうな抽象的な絵で、これのどこが人間なんだ!?という形をしているのですが、良く見てみると、その形状が植物の文様に見えてきたのです。人間も植物も同じ「生物」であるわけだし、人間は日々、野菜などの植物を摂取してエネルギーを補給している。野菜など食べず、肉しか食べないという人でも、その牛や豚は植物を食べて成長する。

 とにもかくにも、ピカソがそれを意図して描いたのかどうかは良くわかりませんが、そういった組み合わせを一つの絵のなかに組み合わせたのは面白いなと思いました。人間を描くというよりも、そのエネルギー自体を表現していたのかなという風に自分はとらえました。

 さて、博物館を出て自転車で帰宅することにしました。明石公園の森を抜けて、町に下りてきて信号待ちをしていると、後ろにいたおばあさんに「かばんのチャック開いてるで。閉めたるわ」とチャックを閉じてくれました。僕は「ありがとうございます」とお礼を言いました。そんなやりとりを経て何時もの海沿いの道を通って帰ります。しかし、海沿いの道に入ると向かい風があって結構きつかったです。風が強いせいか、いつもにも増して潮の香りがします。態勢を低くしたりしてあがきながらのペダリング。一方対向してくる自転車にとっては追い風で、スイスイ進むことができます。ママチャリに乗ったおっちゃんが軽快に、そして少し跳ね気味にペダリングをし、その少なくなった毛を風に激しくなびかせながら通り過ぎていったのを横目に、こちらは向かい風と格闘中。空を見上げると、大きな鳥が風に乗ってゆらゆら。何をこんなに必死になって脚を交互に回してるんだろうと、ひとりごちながら帰宅したのであります。
 

 

 
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