2013年2月4日月曜日

mpc1000をmidiコントローラーとしてPureDataと連携

mpc1000をmidiコントローラーとしてPureDataと連携する方法を試してみました。


[環境]
PureData 0.43.4-extended
Akai mpc 1000 JJOS Free ver 3.12
osx 10.8.2 imac 2011
オーディオインターフェイス Tascam us122mk2

PureDataのMIDI環境をセットしよう




puredataのmidi設定でtascam us122mk2(mpc1000とmidiケーブルで繋がった)を選択しておく。
mpc1000もmidiを送れるように設定しておく。(main画面のTypeをMIDI。midi:1A(midiケーブルの差している場所による)など)




wavファイルは適宜用意し、パッチは上記画像の通り。パッチとwavファイルを同じフォルだに入れておくことをお忘れなく。

コントロールチェンジの扱い

nanokontrolの時は[ctlin]を使っていたのですが、mpc1000では反応しないので[notein]を使用。[ctlin]はいわゆるmidi ccというコントロールチェンジという信号に対応するオブジェクトで、ノーマルのmpc1000ではそのccを扱えません。ただJJOS OS2XLというmpc1000のOSの機能を読んでみると、「Pad to MIDI out CC/PC (パッドを叩いてMIDI CC又はPCを出力する)」とあるので、このOSを導入すれば[ctlin]を使うこともできるのかもしれません。

ただ、[notein]でも全然問題なくpadと連携できます。[notein]だとvelocityの値も扱えるので、例えばpadを叩く強さによって、動画のエフェクトの値を変化させたりすることができます。

mpc1000からのPad信号をどう振り分けるのか

今回は[sel (mpc1000のノートナンバー)]で割り振りました。[notein]から入力されたノートナンバーと一致したものを、それぞれのアウトレットから出力され、音声ファイルをbangしています。一番右の使われていないアウトレットは、selで指定されたノートナンバー以外が入力された時に機能します。

例えば、mpc1000のPAD BANK AのPAD1は、[MODE + PAD9] → [F3]を見てみると、「37(C#1)」と表記されています。このPADを叩くとPureDataのパッチのmidi numberの数値ボックスが37になり、[sel 37]のアウトレットを通り、[tabplay~ snare]、[dac~]でPCから音声ファイルが聞こえてきます。(音が出ないときはDSPにチェックが入っているかを確認)

mpc1000と映像を連動させてみた記事→リンク


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