2013年2月25日月曜日

Kaidi Tatham - Armz R Deh



 フルートの音がたまりません。どこか人工的なトロピカル感と、ざらついたリズムの刻みが絡まり、クールな響きなんだけど、熱狂感もある。こだわりを感じる音楽です。

2013年2月24日日曜日

ableton live + pure data + LiveOSC

環境
mac os x mountain lion 10.8
puredata extended 0.43.4
ableton live 8
LiveOSC Sun 15 Jan 2012


ableton liveのコントロールサーフェスにLiveOSC
ableton live 8 + PureData + OSC通信(LiveOSC)はやってみると案外簡単にできました。LiveOSCのホームページにあるInstallationのとおりやれば上手くいきます。python2.5.1をインストールする必要があるということですが、インストール先のページではそれよりも新しいver.がリリースされていました。自分はabletonとLiveOSCが動けば良いということで、python2.5.1を選びました。


abletonからのOSCアドレスを振り分ける方法


上図はableton liveからのデータをpuredataで受けているパッチです。『Pure Data -チュートリアル&リファレンス-』のp.316によると、

「受信したOSCメッセージの中から特定のOSCアドレスのものだけを抽出するにはrouteOSCというオブジェクトを使う」

とあります。これにならってやってみると、abletonからのデータを振り分けることができました。上図ではabletonのセッションビューで、トラック、シーン、それぞれのトラックのボリュームをrouteOSCで抽出しています。

LiveOSCのOSCアドレス一覧

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参考文献


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2013年2月23日土曜日

2013年2月22日金曜日

PureData - アニメーションとマスク合成





















puredataでマスク合成

puredataで2つの映像をマスク合成してみました。そしてその出来上がった映像をgif形式に変換したものが上の画像です。

2013年2月21日木曜日

(その2)AKAI MPC1000とPureDataを使って、音と映像と連動させる


前回AKAI MPC1000とpuredataを連携させ、映像などのヴィジュアル素材を操作する記事を書きましたが、あの説明だけでは、puredataを始めたばかりの人には分かりにくいと思いました。そこで、具体的なパッチを簡単にご紹介しようと思います・・と思ってましたが、長くなったので以下興味がある方はどうぞ。説明は読まなくても、パッチを上図のまま写していけば動くはずです。あれ?と思ったときは記事にもしかしたらヒントがあるかもしれません。

2013年2月20日水曜日

Kip Hanrahan's Band - Real Time and Beautifu Scars



やっぱり良い曲だ。まずリズム隊が最高。

Lugano Estival Jazzというフェスティバルでの映像みたいです。ホームページをのぞいてみると、南スイスで行われている、屋外のフリー・フェスティバルだそう。こんな素敵な演奏がタダで観れるなんてうらやましい!Kipのバンドが出るかは分かりませんが、2013年もあるみたいなので、できれば行ってみたいですな。(←海外どころか、関西圏からほとんど出たことの無い人間の言葉desu...)

手持ちのkip hanrahanのcdを数えてみたら、deep rumbaも合わせたら5枚ありました。もちろんこの動画の曲が収録されている『BEAUTIFUL SCARS』も所有しています。中でも6曲目の「One Summer Afternoon (For Gil Evans)」という曲がお気に入りです。ゆったりしたリズムとエレピ(かな?)がやさしく絡んでくる曲なのですが、この曲はラテン・リズム(クラーベ?)が前面に出てるわけでなく、細かく刻まれる繊細なスネアフィルに、一定のリズムで「カッ」とスティックの音が入るもので、アルバムの中でも表題曲につづいてポップな響きのある曲だと思います。

kip hanrahanはどのアルバムも、「夜」の雰囲気がムンムンで大人な香りがします。上質な「夜のリズム」を味わいたい時におすすめです。

BEAUTIFUL SCARS

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2013年2月17日日曜日

(その1)mpc1000とpuredataを使って、音と映像と連動させる



akai mpc 1000とPureDataで音と映像を連動させてみました。上の動画はそのテストの様子を撮影したものです。mpc1000のpadを叩くと、puredataがmidi信号を受信して映像を動かすというシンプルなものです。padを叩くベロシティによって映像のサイズが変化するようになっています。

使っているもの
  1. akai mpc 1000 (jjos free ver
  2. puredata extended 0.43.4
  3. mac os x 10.8 mountain lion
  4. TASCAM タスカム オーディオインターフェース US-122 mkII

mpc1000の設定


mpc1000は4つのpadを使っていて、kick, kick+hihat, snare, 鍵盤系の音が鳴るようになっています。
mpc1000から外部にmidi信号を送るために、メイン画面の右端にある[Midi : ]の項目をmidiケーブルを差しているアルファベットに合わせる。

PureDataの設定


puredataのメニューバーの「メディア」→「MIDI設定」→「入力デバイス」でお使いのmidiインターフェイスを選択します。

同じく「メディア」の項目の中に「オーディオとMIDIのテスト」があるので、mpc1000を叩いてみて(padだぞ!)、「MIDI IN」が反応しているか確認してみる。

PureDataのヘルプを利用しよう


puredataのパッチに関しては、[pix_film]というオブジェクトのヘルプにあるパッチをそのまま使うのが簡単だと思います。これで用意した動画ファイルが再生できたら、もうゴールは近いです。

midiの入力に関しては、先ほどの「オーディオとMIDIのテスト」で確認した、赤枠で囲んだ[notein]からの一連のパッチをコピペでいきましょう。このpadを押すと数字が出力されるのを利用して、映像のサイズを変えているというのが、今回動画でやっていることです。



[pix_film]のヘルプを見ると、上の画像にあるようなパッチが出てきます。このパッチは動画ファイルを再生するというパッチです。

パッチ右下の[create]を押すとGEMウィンドウというものが出てきます。[openpanel]の上にある大きな丸ボタンを押すと、ファイルを選択できるようになります。そして、[auto $1]のうえにあるtoggleというボタンをクリックすると、再生を開始するはずです。

パッチの下の方に[rectangle 4 3]というものがあります。これは4×3の長方形に動画を貼付けるということを意味しています。この数字を変えたら、それに合わせて動画のサイズが変わるということになります。

[rectangle 4 3]にはインレットが3つあって、中央、右に数字を送ることができます。ここに先ほどの[notein]から出力される数値を、繋げればいいわけです。

padごとに信号の送り先を変える


下の画像はpadから送られてくるmidi信号を分けているパッチです。[sel 37 36 42]というところの数字は、mpc1000のPAD1〜PAD4に設定されているデフォルトのmidi note numberです。

PAD1を叩くと、[sel 37 36 42]で[37]だけ信号を通すといった感じです。それにpadを叩くベロシティを連動させて、[line]で徐々に値を小さくすることで、映像が少しなめらかに小さくなっていくようになっています。



まとめ
パッチ自体は簡単なものの組み合わせですが、こういったmpc1000などのmidiコントローラーを使って映像を連動させることが簡単にできるのが、puredataの面白いところかと思います。これがフリーソフトでwindowsでもmac、linuxでも動くのです。

今回は生でpadを叩いて映像を連動させましたが、mpc1000やableton liveなどのDAWで綿密に打ち込みデータを作り、puredataの方でもパッチをもっと色々パラメータや、エフェクトを挟んでいくとさらに、バラエティに富んだ作品を作れるかと思います。

自分は持っていないので使えるのかどうかは分かりませんが、APC40あたりのmidiコントローラーなどは、padもたくさんあるし、つまみもあるので、より操作がしやすそうです。

具体的なパッチの書き方に興味がある方は、その2を参考にしてください!



参考文献


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使用機材

2013年2月15日金曜日

safari - ワンクリックでウィンドウサイズを変更する


imacにしてから画面が広く使えるので、ネットを見るときにウィンドウを複数並べる機会が多くなりました。ちなみにブラウザは基本的にはsafariでサブとしてchromeを利用して います。 いちいち画面の端をドラッグしてリサイズするのが面倒なので、なにか良いものはないかと探していたら、こういう拡張機能がありました。
Resize Windowの設定画面

Resize Windowというsafariの拡張機能です。 これをインストールするとツールバーにアイコンが表示されます。 それをクリックすると、safariの環境設定、機能拡張で設定したデフォルトのサイズに一瞬で調整してくれます。
アイコンを長押しすると、それ以外のサイズを選べるようになります。

私はデフォルトをwidth950, height880にして、ウィンドウをすぐに2つ並べれるように設定してみました。

2013年2月13日水曜日

コマ撮りした画像をpuredataでパラパラ・アニメーション



コマ撮りした画像をpuredataで連続して再生するパッチを作ってみました。([pix_image]のヘルプファイルにあるパッチを元にしています。)

コマ撮り画像ファイルを別途用意し、それをpuredataで順番に呼び出すというものを作ります。今回私は「IMG_数字.JPG」という名前で画像ファイルを用意しています。
例えば、「10コマ再生してみよう!」となったら、「1.JPG」「2.JPG」・・・「10.JPG」などと連番で名前を設定し、画像ファイルを準備するという具合です。

[ファイルパス/IMG_$1.JPG]が画像を受け取る部分です。そして「$1」という部分で数字を受け取ります。この記号はfloatやsymbolなどのメッセージを代入してくれる機能を持っています。例えば、[ファイルパス/IMG_$1.JPG]というメッセージボックスに「1」というメッセージを送ると、[ファイルパス/IMG_.JPG]という様に$1の部分が置き換えられます。

後は連続して数値メッセージを送る仕組みを作れば良いです。ナンバーボックスを繋いで手動で数字を動かせば、それに合わせて画像も置き換えられていきます。手動だと動きがぎこちないので、[metro]などを使って自動化します。今回はそこに[counter]を繋いで、画像ファイルの数字の間だけで連続させるようにしてみました。

下の動画はパッチテストの様子です。



今回はカメラが割当てた名前をそのまま使っているのですが、なぜか完全な連番では無かったので、一部自分でリネームしました。「めんどくせえな」とおもってたら、連番リネームソフトがあるみたいですね。こういうの助かります。

後は、画像サイズが大きすぎてgemウィンドウを大きくしないといけなかったので、puredataで画像を扱うときはもうちょっとコンパクトなサイズにしてやろうと思います。というかpuredataで小さくできるのかな?




2013年2月6日水曜日

puredataとkorg ms2000

PureDataをmidiキーボードと繋いで演奏したいなと思ったけど、いざやってみると上手く行かなかった。

使っているキーボードはkorg ms2000。 [notein]→[mtof]でナンバーボックスに繋ぐのだが、なぜか鍵盤を押していないのに「8.175」という数値が出っぱなしで、どの鍵盤を押してもその数値が、「俺だ!俺だ!俺だー!!!」とばかりに前に出て来てpuredataから音がでない。例えば鍵盤の「ラ」を押せば「440」という数値が出るはずが、一瞬「440」という数が表示されたと思ったら、すぐに「8.175」という数になってしまうのだ。

この数値はmidiナンバーでいう「0」だと思われるので、全くのデタラメな数値ではないと思うけど、目的とは一致しない。 midiキーボードを工場出荷状態に戻してみたけどダメ。バンバン叩いてみてもダメ・・。

そんなことがあってしばらく放置していた。 今日またやってみようと思ったけど、何もしていないから状況は変わらず。mpc1000を鍵盤代わりにしてみたりもした。もうこうなったらキーボードを新たに調達するべきかと思った時、解決策が分かった!ms2000のMIDI CLOCKをExternalにすると上手く行った!なんでmidi clockなのかは分からんけど。





2013年2月4日月曜日

mpc1000をmidiコントローラーとしてPureDataと連携

mpc1000をmidiコントローラーとしてPureDataと連携する方法を試してみました。


[環境]
PureData 0.43.4-extended
Akai mpc 1000 JJOS Free ver 3.12
osx 10.8.2 imac 2011
オーディオインターフェイス Tascam us122mk2

PureDataのMIDI環境をセットしよう




puredataのmidi設定でtascam us122mk2(mpc1000とmidiケーブルで繋がった)を選択しておく。
mpc1000もmidiを送れるように設定しておく。(main画面のTypeをMIDI。midi:1A(midiケーブルの差している場所による)など)




wavファイルは適宜用意し、パッチは上記画像の通り。パッチとwavファイルを同じフォルだに入れておくことをお忘れなく。

コントロールチェンジの扱い

nanokontrolの時は[ctlin]を使っていたのですが、mpc1000では反応しないので[notein]を使用。[ctlin]はいわゆるmidi ccというコントロールチェンジという信号に対応するオブジェクトで、ノーマルのmpc1000ではそのccを扱えません。ただJJOS OS2XLというmpc1000のOSの機能を読んでみると、「Pad to MIDI out CC/PC (パッドを叩いてMIDI CC又はPCを出力する)」とあるので、このOSを導入すれば[ctlin]を使うこともできるのかもしれません。

ただ、[notein]でも全然問題なくpadと連携できます。[notein]だとvelocityの値も扱えるので、例えばpadを叩く強さによって、動画のエフェクトの値を変化させたりすることができます。

mpc1000からのPad信号をどう振り分けるのか

今回は[sel (mpc1000のノートナンバー)]で割り振りました。[notein]から入力されたノートナンバーと一致したものを、それぞれのアウトレットから出力され、音声ファイルをbangしています。一番右の使われていないアウトレットは、selで指定されたノートナンバー以外が入力された時に機能します。

例えば、mpc1000のPAD BANK AのPAD1は、[MODE + PAD9] → [F3]を見てみると、「37(C#1)」と表記されています。このPADを叩くとPureDataのパッチのmidi numberの数値ボックスが37になり、[sel 37]のアウトレットを通り、[tabplay~ snare]、[dac~]でPCから音声ファイルが聞こえてきます。(音が出ないときはDSPにチェックが入っているかを確認)

mpc1000と映像を連動させてみた記事→リンク


2013年2月1日金曜日

No Limits



こういうメロウなR&Bは本当に好物。こういう曲を聞いていて思うのは、コーラスのウィスパーな声はどうやって出しているんだろうということ。メインの歌声とはちょっと違うし。なんかエフェクターをかましてるのだろうか?


Arlt - Chien mort, mi amor



うおーかっこいい!
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