2012年12月21日金曜日

記憶をねつ造

サニーデイ・サービスを聞くと中学生の頃を思い出す。白い運動靴に、スポーツ刈りの頭。田んぼの畦道を歩いて帰る俺。まだ女の子とつき合ったこともなかった俺。

カーネマンのTEDを見た後で、こういうことを書くとまた変な感じだ。経験の自己と記憶の自己は別物みたいな話だったと思うけど、なにかの思い出を再現するとき恐らく、かなりの部分でねつ造をしている。

サニーデイ・サービスのこのアルバムに関しては良い思いでしか出てこないので、まあいいか。

2012年12月20日木曜日

Ableton Live and PureData random ambient-bells

 
今回はPureDataとableton liveをmidiを使っての連携を試してみました。ドライバはmac付属のIACドライバというものです。これはAudio Midi設定→ウィンドウ→midi window表示で出てくると思います(mountain lion)。表示先のIACドライバのアイコンをクリックし「装置はオンライン」という項目にチェックを入れればok。

次に、 puredata側とabletonのmidi環境を、両方ともこのIACドライバにして連携できるようにします。僕はpuredataの0.42.5verを使用していますが、環境設定にIACというのは出てこなくて、白紙の欄が選択できるようになっていたので、それを選んだら繋がりました。

puredataのパッチは、動画のチュートリアルなどで最初に出てくるような一番簡単なものなんですが、こういうシンプルなアンビエントだと、これでも結構良い感じに遊べたりします。
ただ単にループするだけではアレなんで、シーケンスの順番をランダムにしたり、bpm(正確にはbpmの計算を入れてないので違うものですが)をランダムにしたり、音程にランダムの要素を入れたりしています。
音程やディケイなどもランダムにすればさらに、変化を演出できそうですね。


Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本)





2012年12月18日火曜日

Pd Video Mixer



PdのVideo Mixerをまたまた組みました。今回の自分なりのテーマは、ある程度自分で操作しなくても、勝手に動いてもらう部分を作ることでした。
もう1つのテーマは動画を3つミックスすること。動画上は2つの動画をミックスしてますが、一応3つの動画もミックスできた・・・はずです。

こういうビデオと音楽を合わせてみて思うのは、元々関係のないもの同士が絶妙にシンクロする瞬間があって、それがなんとも言えない面白さを醸し出してくるのです。今回のビデオでいうとステップを踏んでいる人と、ビートがピタッと合う瞬間です。画面変移と合う時もあったりとか。

こういう仕組みを作りたいと頭で考えて、そこに向かってヘルプを見ながら組んで行くんですが、途中で思わぬ副産物と出会うことがあって、そっちのほうが面白いということが良くあります。

次のパッチはどんな感じになるんでしょうか。楽しみです。
それにしてもなぜ一見関係が無かったものが、シンクロするのを見ると面白いのでしょうか。謎です。

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2012年12月16日日曜日

Pd Video Effect エッジを際立たせる



puredataのvideo effectで前とは違うパッチを組んでみたのですが、midiコントローラーとの連携にレイテンシーが発生して、レスポンスがいまいちです。
パッチが大きくなりすぎているのか、パッチ内の繋ぎ方が良くないのか分かりませんが、何か対策をとれば良くなるのでしょうか。

さて今回のビジュアル・エフェクトなんですが、いつものようにPdのヘルプから良さそうなパッチを集めてきて組み合わせています。
映像のエッジを効かせるエフェクトがメインなんですが、そこに色の変化を加えて微妙な色合いを出すのが個人的にたまらなく面白いです。お気に入りは青、緑、赤が絶妙に混ざる瞬間です。

 

2012年12月7日金曜日

PdをnanoKontrolで操作


- PdとnanoKontrolをつなぐ 

PdとnanoKontrolを連携させてVideo Effectをコントロールしてみました。ただ単につなぐだけだと簡単なんですが、midiは音楽用の規格なので映像をいじるようにするには、パッチの中で計算を加えながらやることになるみたいです。例えばvalueが1-127の間しか使えない(なんかやり方があるのかもしれないが)ので、かけ算などを間にかましたりしています。(個人的には[/ 127]を使うことが多いです。)

- 音楽と連携した動画を撮りたいが

音楽と合わせている動画を録画しようと思ったけど、サウンドの内部ルーティーンをどうすれば、音楽を聞きながら、画面キャプチャができるか分からなかったので、音無し、作業音のみ動画になりました。キャプチャを撮るとき以外は音楽と連携できています。

- 課題

映像を重ね合わせるようにmixするのはできたのですが、複数の映像を1つの画面に共存させる方法はまだ知りません。というかPdでそういうのできるのでしょうか。できるならやってみたいです。
あとPdの[pix_mix]って同じサイズの素材しかミックスできないのでしょうか?これが結構ネックになるんですが・・・。pd内でサイズを変換できたら良いのに。

追記

複数の映像をGEMウィンドウに表示するのは、ただ単に作ったパッチをコピー&ペースとしたらできました。
quicktimeの画面キャプチャでのサウンドの問題は、録画する時にquicktimeの音量を0にしてやればできました。


画面が荒くて小さいけど、音の確認用の動画です。

2012年12月3日月曜日

【DIY】 ステディカムを自作


ステディカムは自分で作れる

ステディカムを自作してみました。ステディカムというのは、移動しながら動画を撮影する時に生じるブレを吸収し、スムーズな映像を撮影するための機材です。nhkの「世界ふれあい街歩き」という番組がありますが、あのスムーズな映像はステディカムを用いて撮影されているようです。

個人的に近々、動画を撮影する機会がありますので、急遽自分でステディカムを作ることにしました。で、できたのが画像のやつです。

作ったものをテスト

テストしてみた感想は、まず後方に設置しているバランサーが「ごっつ邪魔」ということです。平行に持っている時は良いのですが、panした時に当たってしまって余計な揺れを作ってしまいました。

次に、「重い」ということです。始めのうちは良いのですが、10分過ぎたあたりから、重さを感じるようになり、最後には筋肉痛にまで及びました。腕を鍛えれるという点ではグッドですが。
そして、この無駄な重さが、揺れを作ってしまいます。安定している時は良いのですが、少し横に動かしたりすると、重いので動きが止まりにくいのです。

バランサーの角度調整が、ドライバーがないとできない、ねじが緩みやすいというのも弱点です。
そして全体が見るからにがいびつなスタイルをしております。

テストしてみて

色々改良点はありますが、普通の手持ち撮影よりはスムーズに映像が撮影できたので、結構満足してたりもします。もうちょっと練習したら綺麗にとれるかもしれません。本当に良いやつだと、練習なしにスムーズに撮影できるほど安定しているのでしょう。そこに近づきたいですね。

動画をアップしてみた

自作ステディカム動画をアップしてみたので、興味がある人はご覧下さい。

カメラ:COOLPIX S6100



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