プーリーとはリア・ディレーラーに付属する小さな歯型車輪のこと。アウター(フロントの大きいギア)×トップ(リアの小さいギア)、インナー(フロントの小さいギア)×ロー(リアの大きいギア)の両端の組み合わせにする。それぞれプーリーとギアが一直線になるように調整する。
例えば、アウター×トップの組み合わせのプーリー位置の調整は、上図でいうと向って上側のネジで調整する。これを締めたり、緩めたりすることにより、プーリーが左右に動く。
[手順2] シフト・チェンジがスムーズにいくようにする。
メンテナンス本やネットの情報を見ていると、リア・ディレーラーの調整の目的は「音鳴りを無くす」ことにあるとなっている。確かに私もそれが目的であったが、永遠とひとつのギアの音鳴りが無くなるまでアジャスターをいじくり倒したが、結局うまくいかずに終わった。
そこで気づいたのが、音鳴りのことは置いといて、「スムーズでストレスのないシフト・チェンジ」ができるように調整することがディレーラー調整なのだ!それがうまくいけば結果的に音鳴りが無くなるという寸法。
- トップから(トップから2段目のギアからが基本という人もいます)順にシフト・チェンジをしていきます。
- ローまでいったら、またトップまでシフトをチェンジしていきます。
- ギア・チェンジがスムーズにいかない段をチェックします。
- 引っかかるギアが”ロー側orトップ側のどちら側に入り過ぎているのかを観察する”
例えば2段目のギアから、1枚大きいギアにシフト・チェンジするときに引っかかりがあったとする。その原因は、3段目のギアが小さいギア(トップ)に寄り過ぎていることにある。そこで、上の図の丸で囲ったところにある、アジャスターが活躍することになる。
3段目のギアが小さいギアに寄り過ぎて引っかかってるのを、アジャスターで調整する。
- 時計回り→大きいギア(ロー)側に調整したい時。
- 反時計回り→小さいギア(トップ)側に調整したい時。
調整がうまくいったら実際に走行する。そして、また調整する。
この作業でなんとか前より、スムーズにシフト・チェンジができるようになり、音鳴りもほとんど無くなりました。ただシフトワイヤーがなんかおかしいので、次はそれをなんとかしなければなりません。
※この記事は素人作業なのでマネしないように!
【ディレーラー調整参考リンク】
- シマノのホームページ(メーカーのマニュアルが一番確実!結局はこのやり方がうまくいきました。)
- リアディレイラーの調整 (MTBを使った説明ですが、ロードバイクに応用できます。)
- 素人さんのためのメンテナンス講座 (詳しく説明があります。)
- Let's going on! (こちらのサイトも参考になりました。)
- 自転車をいじる (私はここが一番分かりやすかったです。)
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