2009年4月5日日曜日

音楽と思い出。


 「あなたの思い出の音楽は?」なんてTVで街頭インタビューをしているのをよく見かける。音楽と思い出は密接な関係にあるようだ。確かにある曲を聴くと学生時代を思いだしたり、バイト中によくかかっていた音楽が、別の場所でかかっているとハッとすることがある。音楽のメロディによって思い出がフラッシュバックすることがある。

良い思いでと悪い思いで

 とはいっても思い出は、良いものもあれば悪いものもある。良かった時代の音楽を聞けば、良い思い出が甦るかもしれないが、その逆だと・・・。そんなわけでせっかく良い曲だと分かっているのに、思い出が邪魔をして封印してしまっている曲がある人も意外と多いのではないだろうか。

harco『Night Hike』





harco『Night Hike』













 私にとってharco『Night Hike』というCDは、どちらかというと個人的に苦い時期に聞いていた音楽です。このCDを聞くとあの頃のことが甦ってきそうで、なんとなく避けていたのです。臭いものには蓋をするべし。

 ところが、昨日なんとなくこのCDを手にとって再生してみたのです。一体自分はどんな気持ちになるのだろうかと、ドキドキしながら。

思いでが発酵する

 結果から言うと、臭いものが発酵して強烈な悪臭が襲いかかって来た!わけでもなく、特に思い出が甦ってくるでもなく、フラットな状態で音楽を聞き終えました。というか久し振りに聞いたものだから、曲の細かい部分を忘れていて、改めて新鮮な気分で音楽を楽しめました。当時気に入っていたのが、1曲目の「night hike」という曲なんですが、それよりも他の曲が流れたときに、「そういえば、こんな曲があったな。」なんて懐かしい気分になりました。そういえば、ライブを見に行ったよなとか・・・。

 というわけで、昔聞いていた音楽を聞いてみるのも、やっぱり面白いなと思ったのでした。

 よく考えてみたらCDは録音物で、音楽自体は時間がいくら経とうと変わることはない。(歌詞がある場合は、受容のされ方がある程度限定されるように思うが)基本的には人間の側が音楽をどう受け取るかで、音楽が違って聞こえてくる。人間はどんどん時間を重ねて行くし、変わっていく。そういえばchanging sameという言葉があったよな・・。

 あなたの思い出の音楽も、そろそろ発酵を完了してるかもしれませんよ!

 


sound list

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