2008年11月6日木曜日

ju par universal orchestra / MOODS & GROOVES

ju par universal orchestra / MOODS & GROOVES

















 タワレコの半額セールで見つけた一枚。完全にジャケ買いです。すごく良さそうな雰囲気じゃないですか?『MOODS & GROOVES』というタイトルや、「chicago calypso」という曲名、そして、このジャケットから判断してマーティン・デニーのようなエキゾチック系の音楽ではないかと勝手に想像して購入しました。

 実際に家に帰って聞いてみると、いわゆるレア・グルーブ系の音楽でした。言われてみれば一曲目のタイトルが「funky music」だもんな。ネットで調べてみるとデトロイトのマイナーグループによるレア・グルーブ名作!だそうです。三曲目の「time」という曲はMITSU THE BEATSのmix cdにも収録されたことがあるらしいですよ。裏ジャケットのクレジットに”デトロイト”の文字があり、ジャケットがこれだから大きなハズレではないと思っていましたが、どうやらそれなりに知名度のある作品のようです。ただクレジットのどこにも年代が書いてないから、自分の中では賭けでした。

 私自身が一番良かった曲は五曲目の「mocha velvet」という曲です。ブリブリ・ベースにタイトなドラムのイントロから始まり、コンガのポコポコしたリズムと、シャカシャカ・シャッフルが入ってきて、一気にエレピとサックス(?)が気持ち良く響き渡るという作品。このエレピとサックスが入ってくる瞬間が気持ち良いです。その後、流麗なストリングスも混ざってきてさらに気持ち良くなります。この曲はかなり気持ち良く踊れそうです。もちろんドライブのお供にもぴったりですよ!

 これに限らずどの曲も平均点以上のできで、とてもマイナー・グループの作品とは思われないようなクオリティです。タイトのドラミングに、うねるベース、心地の良いエレピにストリングス、晴れ渡るようなフルート。コーラスが入っている曲があったりで、持っておいて損のない一枚だと思います。



植人sound list

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