2008年10月9日木曜日

海外通販 ドイツの個人レーベルからレコードを取り寄せてみる。

 アメリカ・アマゾンの次は、個人がやっているような小さなレーベルからレコードを取り寄せてみた。stl『Musik 4 Life !』の12インチのレコードを注文した。stlはドイツのtechno/houseアーティストで、≪something≫というレーベルとのやりとりになる。

 レーベル≪something≫ のホームページを見ると、

Contact me if you want to buy Something. Shipping can be worldwide. Something releases are only available in selected stores around the globe. Mostly those stores have just a few in stock. If you can´t find Something in your local area, please order here. Just send me a mail. You will receive further Informations about the ordering procedur...

 とある。

 つまり、私のような日本の田舎に住んでいる人間でも、コンタクトをとってくれればオーダーは受け付けている!これはありがたや~。さっそく英文例文集の本を買ってきて、それらしき文章をそのままメールにして送ってみた。

STL
Musik 4 Life !
Vinyl Series 05 quantity 1

Please tell me if you could ship the item to tokyo, japan. Also,
Please tell me the cost of the item as well as shipping and handling.

 
 文章を丸ごとここに書くと著作権関係で、あまりよろしくないですね。くわしくは本に載ってますし、別にこの文でも相手には通じるでしょう。すると返事がやってきました。

hello,

shipping would be 12,90 euro
the record costs 8 euro

do you have paypal?

stephan


 stephanって、アーティスト本人の名前じゃないか!本当に個人レーベルって感じだな。アーティスト本人とやりとりできるのもおもしろいですね。さっそくこちらも返答しました。

Hello, stephan

Yes, I have paypal.


 これで、あとはpaypalをつかって支払う手続きをするだけでした。これで後はレコードが届くのを待つだけです。


【paypalについて】

 最近の海外通販の支払いはこのpaypalというシステムを使うのが主流のようです。海外だけでなく、たとえばいつも利用しているお香屋さんもpaypalを通して支払をしています。

 
 paypal

  • オンラインでお金のやり取りをするのに間に入ってくれるシステム。
  • 個人情報を保護お客様の銀行・クレジットカード情報が売り手に知られることはない。
  • PayPalは世界中で利用されている。PayPalを使うと、国内だけでなく海外への支払いが簡単にできる。
 大まかなシステムは上記のようなものです。要は今までだと小切手や郵便為替を送ったり、海外の銀行に振り込んだりする手間がかかったのですが、そういった手続きをpaypalが代行してくれるということです。送金は無料です。詳しくはpaypalのホームページへどうぞ。

 ebayなんかで海外からCDやレコードを取り寄せたりするには、このPayPalが必須のようです。確かにこれは便利です。いちいち銀行の窓口に行ったりしなくて良いし、ダイレクトに手続きできるので間違いは少なそうです。

 ・外貨換算レート

 ただ、海外とのやりとりの場合、外貨換算レートには、2.5%の手数料が含まれるというのは頭に入れておいた方がよいです。つまりpaypalでの外貨換算レートは、新聞なんかでの外貨換算レートとより少し高いということです。この辺のことも私が間違って解釈しているかもしれませんので、paypalを利用するときは各自で確認してください。

 ・shipping adress[配送先住所]

 あともうひとつ重要なのが、住所の表記についてです。海外と日本では住所の表記の仕方が違います。日本とは丸っきり逆になります。日本のpaypalでアカウント登録すると、今のところですが、海外とやりとりする時でも、日本式の住所表記になっているはずです。ですので、そのまま注文手続きをすると、相手側には文字化けした、もしくは日本語の住所表記が送られてきてわけがわからない!ということになるはずです。

 そこで、対策として、

  • オーダー・メールを出す段階で、海外式の自分の住所を一緒に書き込んで送る。
  • paypalのメッセージ欄に住所を書き込み振込み手続きを行う。

 私は今回の場合、相手とのメールでのやり取りの中で向こうから言ってきました。

and please let me know your shipping adress in normal form, and in the following form:

name:
street:
zip code:
city:
land:

 こんな感じです。私はメールでは返さずにpaypalのメッセージのところに書き込みました。たぶんこれでOKだと思うのですが・・・。

 今回外国人とメールでのやりとりをするに当たって、どうすればスムーズに取引できるのかを考えてみました。その中でも、住所や名前ですね。これについてはmicrosoft officeの電子名刺を使うのもアリかなと思います。もちろん海外用に住所氏名を作るのです。私はさっそく作っておきました。まあ向こうが電子名刺を表示できるインターネット環境になければだめですし、そもそもこの電子名刺が世界的に見て、どれくらいの普及率かは良くわかりませんが。

 とにもかくにも、早く無事にレコードが届くと良いな~。

続きを読む・・・

 ≪something≫
 paypal
 
 参考文献 『今すぐ書ける英文レター・eメール表現集』たなか暁子・たなか桂子 語研
 

0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...